2015-03-09

3月9日 今日のキーワード『PASSION』

(こうちゃんとマウイフィンカンパニーのピオ、そしてデザイナーのジョルジオ,今年はマウイフィンカンパニー面白い展開のようです)
朝ハイクでミーティング、この間時間切れで出来なかったぶん,クアトロとMFCでの話し合い。いつも思うのだが、クアトロ、ゴヤ、MFCはもともと気の合う仲間同士で始めたビジネスだけれど、一人一人顔のスポーツに対して情熱を持っていること、そしてその情熱に引かれてライダーも集まってくることが成功の大きな要素のような気がする。もちろんクオリティーの良いものを作ってるということもあるけれど、みんなが情熱的で楽しそうで、頑張ってるところには人が集まってくる、そして良い人がどんどん集まるからどんどん良いアイデアやインプットが集まりさらに良いものが出来ていく。

こういう人たちが集まるところの空気には何か自分を突き動かすものがある.だからいつミーティングのお手伝いをしても疲れるどころか元気をもらって帰ってくる気がする。

今日はクアトロ大にぎわい。カイト仲間であり、今やサーフムービー界の大御所でもあるエリオットが何やらごつい機材で登場、キースのシェイピングの映像を撮影。
サラとKCも来てたし、いろんなライダーが入れ替わり立ち替わり。
よく見るとスタッフも皆ライダーらしい、レーサーの女の子、フリースタイルのコリアンライダージェイなど皆好きなことを仕事にしながら頑張っている。
リーバイも久々。最近サイバーウインドサーフィンというウエブサイトを立ち上げて、パーソナルレッスンたツアーなどを企画しているみたい。
8月末頃バハでリーバイのレッスンツアーがあるらしい。リーバイと初めてあったのはオレゴンフッドリバーのハチェリー。彼はほんとうにちっこくて大げさでなく今の彼の半分しか背丈がなかった。たぶん7、8歳。普段見ない私の方を意識して結構ジャンプじゃイブやらいろいろ見せてつけたりしてきたのを覚えている。その後お母さんが声をかけてくれて、実は家族でマウイに移住しようと思ってるんだけどって相談された。その一年後くらいに彼らはマウイに引っ越してきて、それから私とリーバイは毎日のように一緒に練習していたっけ。波が大きい日はリーバイもそのころは結構怖かったようで、何かと私が乗ってる波に一緒に乗ってくるもんだから困ったりしたこともあったなあ。試合チュに練習するために一緒にレインズ行ったり、セールサイズも大体同じくらい3、5とか4.0だったのでどのサイズを使うか聞いたり、とにかく私にとって一緒に乗ってて楽しい仲間の一人であり、ライバルでもあった。あっという間に全く違うレベルの人になってしまったけど。あれから20年以上たち、彼は自分の次のステージを考えるようになっている、早いものだ。でも彼の純粋な笑顔も私に対する優しい態度も昔と全く変わらない。
年齢は全く違うのにこうやってお互いを大切な友人と思える仲間がいることもありがたい。悩みを相談したこともあったし、向こうもいろいろ突っ込んだ話をしてくれたこともある。神様について深く語り合ったこともあったっけ。
これからもリーバイの進む道を応援し、大波でのカッコいいリッピングに歓声を上げ続けたいなと思った。

その後仙台の石森ファミリーをピックアップしに空港へ。
石森さんは30年間無農薬のオーガニック野菜を作ってきた農家.それが震災で一気に放射能のせいでやめざるを得なくなり、では何をすれば良いかという時にみんなが心配しているいろんなものの放射能の民間測定室を始めた。
彼を見ているとまじめに生きるということを考えさせられる.全く贅沢をしない、出来る限り買い物もしない.質素な生活でありながら全くそれを貧しいと感じさせず、感じてもいないだろう。ものにあふれることで豊かさを感じる必要がなく、違う豊かさをもとめているからだ。
震災以来マウイで集めた寄付で応援したりもして、ずっと石森さんの活動を見てきたけれどほんとうに尊敬している。この4年近くほんとに忙しく過ごしてきた石森さん達がマウイにこれたことはほんとに嬉しい。

今日はいろんな人のいろんな情熱,パッションに触れることができた。そして自分を突き動かすパッションはなんだろう?って考えてみた。
何はともあれ、人間パッションがない人生は寂しいし、パッションがあるからこそ人は生き生きしてくるし、毎日が頑張れる、のだと思う。

不器用でも情熱を持って自分のやりたいと思うことを一生懸命やってる人は魅力的。

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