2015-01-12

1月10日 Beautiful surf everywhere! でも旅の準備でばたばた

朝起きるともうキラキラのグラッシーサーフ、カナハでも充分楽しいけど、ホキパ方面でも乗れるくらいのサイズ、朝からタカさんが4−5ftでスモール(私には充分!)だけどアウタースプレックスで出るとメッセージが来る。行きたいのはやまやまだけどそれに行っちゃうとそのあとがさらに大変になるのでちょっとだけカナハをチェック、そこでなんと気づいたのは、パドルがない!たぶん昨日乗ったあと入れ忘れたのだろう、最近ばたばたしているから頭の中がぽかーんと抜けてしまうのか、忘れ物が非常に多い。非常に良くない。あのパドルは高い物をずっと買いたくてもかえなくて30%オフになるというセールの日に5時半起きして店の前に並んで買ったものなのに!
でももうどうにもならないので、(そしてこんどの場合はもどってこない気がする)今回の旅にはジミーさんのパドルを持って行く事になる。まあ、あれなら巻かれておれてもあまりショックはないからいいか,とまた変なポジティブ志向を引っ張りだしてみたが、その前になくしてるんだから、折れたより悪いじゃないか。ふう、がっかり。反省してこんどこそ一つ一つ確認してから出発する事を心がけよう。

(病院の前にあるカフェ『Grandma's』クラの先家おケアまで来る事はあまりないので滅多に来ないけどここは多くのマウイローカルのお気に入り、なんだか雰囲気がほっとさせるのだ、景色も絶景)
その後病院へ。
何か変な物を食べた覚えもないのに数日前から湿疹ががでてきた。半年ほど前にも出た時に凄く辛く、2週間くらいどんどんひどくなったので今回は病院へ。友人のコニーが担当の看護婦さんだったので彼女の息子のアルビーノ話やらこの間一緒にハーバーで乗った時の話など出来て楽しかった。
先生曰く歳を取るにつれて今までアレルギーでなかった物にも反応する事があり、こんど一度調べてもらうといいと思う、と言われた。シーフードじゃないかと言われた。そういえば母もサカナが大好きなのに、アニキサスとか言う物に反応し、こんど当たったら死んでしまうか元先生に脅かされている、一度ひどく反応して顔我慢余りに晴れてめがなくなるほどの事があり、次はのどが腫れて息ができなくなる事も考えられると言われ、サカナはいっさいダメなのだ(なのに、好きで好きで仕方なくこっそりちょこちょこつまんでいる、それを見るとやっぱり親子だなあとあきれてしまう)湿疹が出た前の日にそういえバレとうのアサリをたくさん食べたっけ?ああ、もし私も魚介類を食べては行けないなんて言われたら、どうしよう?
その後ジミールイスの工場へ、明日出発する時に一緒に持って行って津村サンにわたすためのボードをピックしにきたのだが、3時に出来ると言われていたのに、まだ出来ていない。
息子のマーロンとその友人のプロサーファー、マットメオラにシェイプとボード作りを教えていたのだ、彼らはシェイプマシーンで自分のデザインした板を削り、それをファインチューンして、ただいまグラッシング中、初心者っぽい態度でなんだかかわいらしかった、海で見る自信ありげな様子(まったく傲慢ではないけど)とはまたちょっと違う。
とはいえ作ってくれてるだけでもありがたいのでのんびり待つ事にした。
ジミーさんの工場の壁にはいろんな思い出の写真が貼ってある、ファンの人愛用者からの写真、ちょっとエッチなお姉ちゃんの写真。彼のライダーや彼自身のカイトやトウイン、サーフィンの写真など。30年前の物からあるからちょっとした博物館だ。
これはライディングジャイアンツのポスター、レアードも初めてスタンドアップパドルで長距離ようのボードをジミーにオーダーした、濃い青で出来たこのボードは今のレースボードににてるけど当時はなんだか宇宙船みたいに見え、レアードの創造力にも感嘆したが、その彼のイメージ通りにシェイプしてしまうジミーさんの凄さにも感銘を受けたのを覚えている。

これはフレッドヘイウッド、私がまだ高校生、あるいは中学生で、ウインド始めていなかったころだったかもしれない。本屋でハイウインドを立ち読みしてこの写真に釘付けになり、動けなくなる体が震える思い出、何分もそこにたってこれを見ていたのを覚えている。撮影はその五回強横断で行方不明になったアルノデロズニー男爵、出ていたのはマルタシマー、デイブイジー、フレッド、デイブデイリーの4人だけ。この衝撃は今でも忘れない。

シェイプを始めたころのティーンエイジャージミーさん、(60年代後半?)かっこいいじゃないですか。
さていろんなプロセスを見て3時間近くたってピカピカに仕上がった。今までちゃんとプロセスを見た事がなかったけれど、あまりの丁寧さと技術の凄さ、そして妥協のない一つ一つのプロセス、そしてたくさんの手順がある事にびっくり、それもフィニッシングだけでこれだkら一本の板が仕上がるまでには本当に大変な作業。
『シェイプが上手でもすべての作業をかなりのレベルで出来るボードビルダーは少ないよ」とジミーさんは言っていたけどほんとに早めにきたおかげで板に対する、そしてジミーさんに対する感謝の気持ちはさらにました。

明日からの旅でこの板が活躍するのは間違い無し!

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