2014-07-20

7月20日 サバイバルなマリコレース

朝から大雨。風はドオンショアで40のっとを越えるブローが記録されている。この中でレースが難しい(というか危険)だけれど、午後にはストームが通過する予定、オーガナイズはロドニー(いい人だが運営がかなりイケイケでいい加減な時も多い事で知られる)なのでやっちゃうんじゃないの、という人と、これは危ない、サメもでやすいし、天気がどう変わるかわからないという人と二通り、どちらにしてもいつものコンディションとは違うのは確か。私の家でも皆シャトル情報のアップデートなどを聞きながら、結局二人ともキヘイが晴れていていい風が吹いていると聞いてレースに参加するのはやめて仲間とキヘイに行ってしまった。
結局スタートを送らせて決行する事が決まり、ハーバーまでとも達を激励しに向かった。
これがビフォアのショット
 レースは参加しなかった人が多いとはいえそれでも100人くらい参加したようだ。このまっちゃ色の水、そして強いオンショアでサイズアップしたストーミーな波の中をスタート。
マリコランベテラン達も普段こういうコンディションではでていないのでどういうコースをとればいいのかよくわからなかったそうだ。ボールドウインやアウタースプレックスでは大きな波が立っていてそのインサイドを行くかアウトサイドを行くかの二つのグループに分かれたそうだ。

とはいえ結局どちらもハードだった事には変わりなく、インサイドラインをとった人は結局カナハまでずっとインサイドにスタック、その間かなり左側だけを漕ぎ、最後にピアワンがブレイクしているのでその沖まで言ったん漕がなくてはならずかなりの遠回りだったとか。
コーディーも17ftでこのうねりをハンドリング。沖でも結構割れていて、ともがフィニッシュしたときまず最初に『トリプルヘッドの波が割れてた!』というので、私やもおちゃんが、「またまたー、トモびびりーだから大げさだよ」なんて笑っていたのだが、他の選手もかなり大きな波だったと口々に言っていた。とも信じてあげなくてゴメン笑。
 トップフィニッシュはカレオアビー、地元で常に上位に入ってくる選手。
 ともは第一集団からちょっとおくれて14位。
皆よりずっと沖までレグをひいたのが敗因だと言っていたけど、真ん中で巻かれて板を折った人もいたし、リーシュが切れた人もいるので安全第一は正しいと思う。
今ここで板折ったら一番大事な今週のモロカイにでるボードがなくなる。確かに!
 しばらくして沖縄の松山コースケくんフィニッシュ、
 そのすぐ後ろに永松くん。彼は14ftのラダー無しボード。今日のコンディションでラダー無しはきつかっただろうな。
 津村サンも元気にフィニッシュ、隣のお兄さんと接戦。最後の最後、疲れきってる時に競るのは大変だろうな。
それにしても見てるとほんとにやりたくなる、きついけどあの達成感はたまらない。早く直して練習に復帰したいなあ。
 60歳以上でエントリーいたのは津村サン一人。日本のレジェンドではなく、今や世界のレジェンド。毎年進化している津村サンのすごさは若いサーファーが世界一になるのとはまた違うレベルでものすごい事だと思う。年齢を言い訳にしない、というかそんな事考えもしない津村サンを私は心から尊敬している。
4人で記念写真撮りたかったけど、そこはサーファー、なかなかペースがそろわない。アフターショットはこれ、清々しい笑顔。

雨の中、そしてハードなコンディションの中おつかれさま。カイレニーが言うように最悪のコンディションは『こんな中でやったんだから本番これ以上悪い事はないだろう』って思える最高のトレーニングコンディション。今週末のM2O、最終ステージに向けてこの1週間コンディショニングして頑張ってね!

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